上司

上司が人格否定してくる

上司が人格否定する様子

最終更新日 6時間前
(2024年7月13日17時10分)

上司からの人格否定に悩まされている場合、まずは冷静に対応することが重要です。相手の言葉を間に受けず、感情的にならないようにしましょう。また、言われたことをメモや録音で記録し、証拠を残すことが大切です。信頼できる同僚や上司、人事部門に相談し、サポートを求めることも有効です。必要に応じて専門の相談機関に相談し、適切な対処法を見つけましょう。場合によっては、部署異動や転職を検討することも考えてください。自分の精神的な健康を守るため、適切な対応を心がけましょう。

目次

上司が人格否定してくる理由や対処方法

人格否定に該当する言葉一覧:「バカ、そんなこともわからないのか」「仕事が遅いぞ、まったくどんくさい」など

人格否定に該当する言葉は、相手の人格や本質的な性質を否定するものであり、以下のようなものが含まれます。

性格や性質を否定する言葉

  • バカ、そんなこともわからないのか」
  • 「仕事が遅いぞ、まったくどんくさい」
  • 「泣き虫じゃこの先やっていけないよ」
  • 「その程度の残業でくじけるのか、根性なし」
  • 「またミスしたのか、頭おかしいんじゃないか?」
  • 「ちょっとは少ない頭で考えてくれよ」

これらの言葉は、相手の知能や能力、感情を否定し、傷つけるものです。

生活や生き方を否定する言葉

  • 「お前の生活態度が問題だ」
  • 「そんな生き方じゃ成功しない」
  • 「まともな生活を送れないなんてありえない」
  • 「いつもそんな調子じゃダメだ」

このような言葉は、相手の生活習慣や生き方そのものを否定し、自己価値感を損ないます。

ネガティブな言葉

  • 「無能だ」
  • 「お前には期待していない」
  • 「使えない人間だ」
  • 「消えてしまえ」

ネガティブな言葉は、相手の存在そのものを否定する強い侮辱であり、深い精神的なダメージを与えます。

言葉の人格否定はパワハラの中のモラハラに該当する

言葉の人格否定は、パワーハラスメント(パワハラ)の一種であり、その中でもモラルハラスメント(モラハラ)に該当します。

法律におけるモラハラの定義

モラハラは、日本の法律では直接的な名称としては扱われていませんが、労働環境におけるハラスメントの一環として取り扱われます。パワハラに関する法律としては、2020年6月に施行された「労働施策総合推進法」(通称:パワハラ防止法)があります。この法律では、パワハラを以下のように定義しています。

  1. 優越的な関係を背景とした言動:上司が部下に対して、または職場内の優位な立場にある者が労働者に対して行う言動。
  2. 業務上必要かつ相当な範囲を超えたもの:指導や命令が業務の範囲を超えている場合。
  3. 労働者の就業環境を害するもの:身体的・精神的な苦痛を与え、労働環境を悪化させる言動。

モラハラの具体的事例と法律適用

モラハラに該当する言動として、以下のような具体例が法律の適用対象となります。

  • 侮辱する言葉:「お前は本当に無能だ」「こんなこともできないのか」
    これらの発言は、相手の能力を完全に否定するものであり、労働施策総合推進法に基づくパワハラの定義に該当します。
  • 人格を否定する言葉:「お前は本当にどうしようもない人間だ」「性格が最低だ」
    人格否定の言葉は、相手の人間性や尊厳を著しく傷つけるため、法的には侮辱罪や名誉毀損罪に該当する場合もあります。
  • 相手を貶める言葉:「お前がいるから会社の雰囲気が悪くなる」「みんなお前のことを嫌っている」
    こうした言葉は、労働環境を悪化させ、被害者に精神的な苦痛を与えるため、法的にも重大な問題として扱われます。

このように、法律的な観点からもこの行為は重大な問題とされています。

人格否定によるパワハラ(モラハラ)事例:能力を否定する発言、人格を攻撃する態度、プライベートへの過度な干渉、業務能力に対する無根拠な批判

人格否定によるパワハラ(モラハラ)は、職場で発生する深刻な問題です。

前述した内容と重なる部分もございますが、以下に具体的な事例を紹介します。

1. 部下の能力を否定する発言

ある上司が、部下に対して「お前は本当に使えない」「こんな簡単なこともできないのか」という発言を繰り返しました。このような発言は部下の自尊心を傷つけ、働く意欲を奪います。精神的な苦痛を与えるため、明らかなパワハラです。

2. 社員の人格を攻撃する態度

別の事例では、上司が部下に対して「お前の性格が嫌いだ」「お前がいると雰囲気が悪くなる」といった人格否定の言葉を日常的に浴びせました。このような言動は、部下の精神状態に悪影響を与え、長期間続くと精神疾患を引き起こす可能性があります。

3. プライベートへの過度な干渉

また、上司が部下の私生活に対して「お前は結婚なんてできないだろう」「家庭環境が悪いから性格も歪んでいる」といった発言をすることもモラハラに該当します。職場とは無関係なプライベートの話題で相手を貶める行為は、深刻な精神的苦痛を伴います。

4. 業務能力に対する無根拠な批判

ある会社では、上司が特定の部下に対して、業務の内容や成果に関係なく「お前の仕事はいつも中途半端だ」「会社の役に立っていない」と非難し続けました。このような無根拠な批判は、部下のモチベーションを著しく低下させ、業務に支障をきたします。

否定しかしないパワハラ(モラハラ)上司によってストレス増加する

否定しかしないパワハラ上司は、職場環境を悪化させ、精神的な健康に大きな影響を与えることがあります。

否定しかしない上司の特徴

否定しかしない上司は、部下の言動に対して常に否定的な反応を示します。具体的には以下のような特徴があります。

  1. 常に否定から始まる会話: 部下が何かを提案したり報告したりすると、必ず「違う」「いや、そうじゃない」といった否定的な言葉から会話を始めます。例えば、「この資料はシュレッダーにかけときます」と言うと「違う、その資料はまだ必要だ」といった具合です。
  2. 人格を否定する言葉: 仕事の内容だけでなく、部下の人格に対しても否定的な発言をします。「お前は本当に無能だ」「性格が悪い」など、個人の人格を攻撃するような言葉を使います。
  3. 常に粗探しをする: 上司は部下の過去のミスを掘り返し、執拗に指摘します。これにより、部下は自己否定感を強く感じ、仕事に対する自信を喪失します。

否定的な上司の影響

否定ばかりする上司の存在は、部下にとって大きなストレスの原因となります。以下はその具体的な影響です。

  1. 精神的ストレスの増加: 否定され続けることで、部下は精神的なストレスを感じます。これが続くと、うつ病や不安障害などの精神的な健康問題に発展する可能性があります。
  2. 職場の雰囲気の悪化: 否定的な言動が常態化することで、職場全体の雰囲気が悪化します。部下たちは意欲を失い、生産性も低下します。
  3. 離職率の増加: 精神的な負担が大きくなると、部下はその職場に留まることが困難になります。結果として離職率が増加し、優秀な人材が流出することになります。

職場で人格否定された場合の対処方法は記録、相談、転職するなど

相手の言うことを間に受けない

人格否定する人は多くの場合、自分に自信がなかったり、相手に嫉妬していることが多いです。そのため、相手の言うことが的外れであることも少なくありません。重要なのは、相手の言うことを真に受けず、受け流すことです。ただ怒りをぶつけている場合もあるので、冷静に対応し、大きな事件に発展しないように注意しましょう。

メモや記録を取っておく

不当な人格否定を受け続けた場合、精神疾患を発症するリスクもあります。こうした事態に備えて、言われたことをメモやボイスレコーダーで記録しておくことが重要です。これにより、後で証拠として使用することができ、必要ならば弁護士などに相談する材料となります。

人間関係を見直す

人格否定をする相手が職場にいる場合、人間関係を見直すことも一つの方法です。可能であれば、部署を変えるなどして直接の接触を避けることが有効です。また、周囲の信頼できる人に相談し、アドバイスを求めることも重要です。信頼できる仲間や上司からのサポートを得ることで、精神的な負担を軽減することができます。

相手より実力をつける

相手の人格否定を覆すためには、自身の実力を高めることも一つの方法です。仕事で成果を上げることで、周囲からの評価を高め、人格否定をしている相手を孤立させることができます。努力して技術を磨くことで、相手の否定的な発言に対抗する力を身につけましょう。

転職を検討する

もし職場の環境が改善されない場合、転職を検討することも一つの方法です。人格ではなく能力や成果が評価される職場を見つけることで、人格否定から解放されることが期待できます。転職前には、必要なスキルを磨いておくことが重要です。スクールに通うなどして、自身のキャリアをしっかりと築いてから転職することをお勧めします。

人格否定する人の特徴:攻撃的な発言、自分と価値観や意見が合わないと敵視、感情的、優越感に浸りたい

人格否定をする人には、いくつかの共通した特徴があります。以下に代表的なものを挙げます。

1. 攻撃的な発言をする

人格否定をする人は、助言ではなく攻撃的な発言をすることが多いです。たとえば、相手の性格や能力を否定するような言葉を投げかけ、相手を傷つけることを目的としています。このような言動は、相手の自尊心を傷つけ、精神的なダメージを与えます。

2. 自分と価値観や意見が合わないと敵視する

自分の価値観や意見が絶対的に正しいと信じているため、自分と異なる意見や価値観を持つ人を排除しようとします。こうした態度は、自分本位な考え方から来ており、相手の意見を尊重することができません。

3. 論理的ではなく感情的になる

人格否定をする人は、論理的な議論よりも感情的な反応を示すことが多いです。感情的になりやすい状況では、冷静さを失い、相手を非難する発言を繰り返す傾向があります。これは、相手に対する理解や共感が欠けていることを示しています。

4. 優越感に浸りたい

人格否定をすることで、自分が相手よりも優位に立っていると感じたいという欲求があります。これは、自己肯定感が低い人に多く見られる傾向です。他人を貶めることで、自分の価値を高めようとする行為です。

人格否定する人の心理:自信がない、嫉妬、コンプレックスなど

人格否定をする人の心理にはいくつかの共通点があります。これらの心理を理解することで、対処法を見つけやすくなります。

ストレスを抱えている

人格否定をする人は、多くの場合、仕事や家庭で大きなストレスを抱えています。このストレスを他人にぶつけることで、自分自身の負担を軽減しようとします。特に職場では、部下や後輩がターゲットにされやすく、些細なミスでも感情的に怒り、人格を否定する言葉を投げかけることがあります。

自信がない

人格否定をする人は、自己評価が低く、自信がありません。自分の価値を確認するために他人を見下し、否定することで、自分の優位性を感じようとします。これにより、一時的に自分が優れていると感じることができます。

嫉妬している

他人の成功や幸せに対して嫉妬心を抱いている場合も、人格否定をする原因となります。自分が持っていないものを他人が持っていることに対する不満が、相手を傷つける言動に繋がります。このような行動を取ることで、自分の嫉妬心を和らげようとするのです。

コンプレックスがある

自分自身に強いコンプレックスを持っている人は、その劣等感を隠すために他人を攻撃します。自分の弱点を隠すために、他人の欠点を指摘し、否定することで、自分のコンプレックスから目を逸らそうとします。

感情的に不安定

人格否定をする人は、感情的に不安定であることが多いです。感情のコントロールができず、怒りや苛立ちを他人にぶつけることが習慣化しているため、些細なことでも過剰に反応し、人格を否定する言葉を発します。

以上のように、人格否定をする人の心理には、ストレス、自信のなさ、嫉妬、コンプレックス、感情の不安定さといった要素が関与しています。これらの心理を理解し、適切に対応することで、被害を最小限に抑えることができます。

まとめ:上司の人格否定は法律に抵触する可能性がある

記事のまとめです。

  • 人格否定の言葉は相手の人格を否定するものである
  • 「バカ、そんなこともわからないのか」は性格否定に該当する
  • 「仕事が遅いぞ、まったくどんくさい」は能力否定に該当する
  • 「泣き虫じゃこの先やっていけないよ」は感情否定に該当する
  • 「お前の生活態度が問題だ」は生活否定に該当する
  • 「そんな生き方じゃ成功しない」は生き方否定に該当する
  • 「無能だ」はネガティブな言葉に該当する
  • 「お前には期待していない」は存在否定に該当する
  • 言葉の人格否定はパワハラ(モラハラ)に該当する
  • モラハラは労働施策総合推進法で規制される
  • モラハラは上司の優越的な立場を利用した言動である
  • モラハラは業務上必要な範囲を超えた指導を含む
  • 部下の能力を否定する発言はパワハラの具体例である
  • 社員の人格を攻撃する態度はモラハラの例である
  • プライベートへの干渉もモラハラに該当する