残業

告発者の死と残された録音証拠:兵庫県知事パワハラ疑惑の行方

  • 告発者の死と妻の訴え:兵庫県の元県民局長が知事のパワハラ疑惑を告発した後、姫路市内で自殺と見られる形で死亡。妻は、「主人がこの間県職員の皆さんのためを思って取った行動は決して無駄にしてはいけないと思っています」と訴え、夫の行動を支持している。
  • パワハラの具体的内容:元県民局長は、斎藤知事による様々なパワハラ行為を記した陳述書と音声データを残した。具体的には、知事が職員を20メートルほど歩かせたことに対して激しく叱責したり、出張先での飲食やお土産の要求があったことが含まれている。知事は「注意をさせていただいたというか、それなりに厳しい口調で注意をさせていただいた」と説明している。
  • 知事の対応と内部調査:斎藤知事は、元県民局長の告発に対して初めは否定。しかし、内部調査の結果、告発内容の一部が事実であることが判明。知事は「名誉毀損や信用失墜の恐れがある」と述べ、元県民局長は、事実無根の部分も含まれているとして、停職3ヶ月の懲戒処分を受けた。
  • 労働組合の動きと辞職要求:元県民局長の死を受け、兵庫県職員4000人が加盟する労働組合が知事に辞職を要求。知事の側近である片山安福知事も責任を取って辞職する意向を示したが、斎藤知事は辞職を拒否し、「険しいかもしれませんが県政を前に進めていく」と表明した。
  • 今後の調査と百条委員会:元県民局長が残した陳述書と音声データが重要な証拠として、7月19日に開かれる百条委員会で取り上げられる予定。関係者は、「間違いなく重要な参考資料になる」と述べ、委員会での調査が進められる見込み。知事は、「空港に関する困難会ですから、質問等あれば明日の定例会見で」と述べ、陳述書や音声データについての質問を避けた。

参考:https://youtu.be/otY3PG2XYB0

←「告発者の死と残された録音証拠:兵庫県知事パワハラ疑惑の行方」記事へ戻る